2015-07

天竜の山で

天竜の山で木こりをやっている友人が山を借りたというので、大工さんとデザイナーさんと一緒に天竜の山に行ってきました。
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木こりの友人は、『山を借りたら古民家もついてきた。』と話し、その古民家は築100年程らしいです。外観は見てもすぐ分かる位傾きはひどく修繕は大変かなと思わせる位の状態ですが、中を見ると建具の状態はとても良く、住む状態まで持っていくことは難しいかもしれないけど人が集まれる程度ならなんとかなるかなという感じでした。
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向かって右側には納屋と馬小屋で使用していた小屋が残っています。
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軒の水平ラインが美しく建築の納まり的にも面白いと大工の友人は言います。
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ここら辺の集落は室町時代から続くみたいで、この場所も室町時代から建て替えて住まわれた場所だそうです。西側へ廻ると室町時代からとまでは言わないが古い時代につくられたであろう石垣が残っています。そこには生垣で使われていたのでは無いかと思われるマキの木が巨木化して生息しています。
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調べてもらった杉の木は樹齢500年らしいです。
ここでも水脈の話しが頭をよぎります。空積みで積んだ石積みと地形高低差があるところでは水脈が健全で水と空気の流れが豊かなのでしょう。この環境では樹々は根を伸ばし大木になることがでるのでしょう。
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そしてこちらの木は中は空洞化でも幹内部から不定根という根を地面までおろし地中から養分を吸って未だ生きています。
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幹内部は空洞化になってしまい弱くなってしまったが幹の端を巻き込み倒れないように自ら形を変えがんばっています。木の生命力は凄いです。感動させられます。
犯罪が多くなってきた世の中、命の学習は中々家庭でも学校でも教育は難しいです。こういう自然環境の中で学ぶものなのかもしれません。この山を子供達が命の学習をできる学びの山になってもいいかもしれませんね。
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建物の南側は開けていてそこからは晴れていれば遠州灘が見えるそうです。
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建物の奥が借りた山。山手前には大人二人では手が廻らない程の楠が見えます。その奥は杉やヒノキの人工林、更に奥に行けば、広葉樹が残っています。
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大木の楠まで行って、今日はここまで。3時間程、木のこと、山のこと、土のこと、古民家のこと、水脈のこと(笑)などなど、話しは尽きません。持ち主でない僕もなんだかワクワクしてきました。この山をこれからどうしていくか、もっともっと一般の人でも魅力的や山にしていくか、ぼくも微力ながら協力させて頂きたいと思います。

2015-07-12 | Taged in | Posted in ブログNo Comments » 

 

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