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伊豆半島の旅 〜森の力、石の迫力〜

2015.05.07 |

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ゴールデンウィークはお休みを頂き家族で伊豆半島に旅行へ行ってきました。森を構成する全ての物からパワーをもらいまた、リフレッシュさせて頂きました。
写真は旧天城トンネル付近です。谷間を流れる渓流の水の光やせせらぎの音などには癒されます。そのせせらぎの音は木の葉が風にそよぐ音や鳥のさえずりまた、落葉を踏み込む音までを取り込み奏でる音色は普段の生活には聞くことができない非日常的な音色で心を和やかにしてくれます。
流れを見ては、高田造園さんや矢野さんの言葉を思い出します。自然界には一定的な傾斜はなく水は勢いが出たら深みを作り、力を調整していることがよく分かります。
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こちらの写真はカツラの大木です。樹齢何年でしょうか?!この木を見て驚いたのはどんどん若い木に更新しているところです。
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老木は役目を終えて倒れてはそれが栄養分となり若い木に渡すことを繰り替えしています。
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老木の倒れ方も若木を思って倒れているところが分かります。地面に突き刺さるように倒れています。地面に刺さった枝はいずれ朽ちて土の栄養分となりまたそこが空気や水の道となるのでしょう。この木を見ると木っていうのは寿命はないのではないかと感じます。豊かな環境であれば永遠に生き続けることができるのではないでしょうか。
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この木は大きな石を抱え込んでいます。それでも倒れずに生き続けていけるですね。強風がきてもきっと周辺の樹々が風よけとして助けてくれるのでしょう。木はどんな状況でも生きようとしています。国立市のさくら並木のことを思い出します。本当にあれは伐採すべき木だったのであろうか。ちょっと、考えて手助けをしてあげれば樹勢も回復し木と人が共存し安全で安心する街路が形成できたのではないかと思われます。
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こちらは旧天城トンネル入口です。トンネルの上部付近も植生は豊かです。トンネルの構造は全て切り石でできています。コンクリートを隙間無く頑丈に固めすぎない構造、ちょっとの隙間が水と空気の流れが生まれるのがいいのかもしれませんね。
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場所を移してこちらは伊豆石切り石場跡地で今は霊廟として利用されています。伊豆は石の産地としても有名でした。浜松の笠井町付近では石の蔵が今でも多く残っていますがあれは伊豆石を使っています。かつては、天竜の山で木材を船で天竜川を下り江戸まで運びその帰りに伊豆で石を積んで浜松に戻って来たとのことです。
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まるで古代遺跡に来たように感じます。

旅行の一部を紹介しましたが、十分に充電ができたゴールデンウィークでした。ご提案を通してみなさまに還元させて頂きたいと思います。