自然環境研究所
ー 水脈を改善し、健康な大地を取り戻す ー
大地の中には水だけでなく、空気が流れています。雨が降れば、大地に浸み込み、地形の落差によって谷へ水が湧き出てきます。土の中の水と空気がしっかりと流れ、循環することで、微生物や小動物にとっても住みやすい環境となり、それが木々の健康にもつながります。

日本では都市開発にともない、山や平野がコンクリートで固められることで、こうした土中の水や空気の流れが滞っている土地が多くなっています。近年頻発している、大規模な土砂災害も、大地が悲鳴を上げている証拠ではないでしょうか。
こうした現状にいち早く気づき、「大地の再生講座」を全国で開催されてきたのが造園技師の矢野智徳さんです。

ナインスケッチでは、自然から学び、自然に近づけた「雑木の庭」をつくる中で、矢野さんの提唱する「大地の再生」の理念に共感。庭づくりに水脈改善を取り入れるだけでなく、「庭」という枠組みを超え、「大地の再生」の実践・普及や、「大地の再生」視点での環境改善や空間づくりにも取り組んでいます。

「大地の再生」や「水脈改善」について、詳細は以下のエクステリアワークス掲載の連載記事をご覧ください