2020-02

『EXTERIOR WORK』 2020 1月号 掲載

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専門誌『EXTERIOR WORK』 2020 1月号にて、先日登壇させていただいた リックスクエア2019の様子が掲載されています。

 

【雑誌】庭NIWA No.238 2020春号 掲載

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季刊誌 『庭 NIWA』 2020春号にて、昨年設計・施工をした園庭 『音の森こども園』 を取材掲載して頂きました。

 

三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 表彰式

三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019のファサード部門でブロンズ賞を受賞させて頂き、先日、表彰式にいってきました。
2017年のゴールド賞に続ての受賞で嬉しく思います。
その時の様子はこちらから
会場は、名古屋ストリングスホテル。立派な会場で、ステージ奥の金屏風が眩しいです。(笑)
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今回の応募点数は全国で3200点程だったそうです。
その中で授賞できたことは嬉しく、また、デザインに納得頂いたお施主様と工事に携わってくれた関係者の方には感謝致します。
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グランフェイス レクス-デザインオフィス東京の大熊一幸さんにも講評を頂きました。
今度はライティング賞でも授賞できるように勉強します。
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懇親会会場では、以前勤めていた住友林業緑化の先輩や当時の所長ともご一緒させて頂きました。
その後も、飲みにも行き、あの人は今、あそこで頑張ってるとか、あの人は変わらないよ。などなど当時の懐かしい話に花が咲きました。
こういう表彰式で会えるのは嬉しいですね。
また、会えるように授賞できる現場をつくれたらと思います。

さて、ここで授賞現場を紹介します。
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お施主様からは、3台分のカーポートが欲しいという要望がありました。
3台分のカーポートはかなりなボリュームの構造物になります。アルミカーポートは景観がよくないから設計に入れないという造園家さんもいるくらいで、デザインを調和するのに難しい建築物の一つです。しかも、今回の住宅は平屋で2階建よりもボリュームは小さく、住宅の手前にくるカーポートの存在が目立ちすぎてしまいます。
では、カーポートをやめて住宅に調和できるガレージを計画すれば金額はかなり嵩んでしまします。
しかし、メーカーも昔よりだいぶ格好良いカーポートでも商品化されてきています。
エクステリアプランナーは外構だけで考えるのではなく、その住宅との調和や敷地条件を読み取りプランをすべきだと思います。
今回の住宅は平屋で軒の水平ラインが特徴的に思えました。
その水平ラインとカーポートの梁が一体になるように見せれればいいかなと思い、梁が特徴的なカーポートを採用することにしました。
また、カーポートが取って付けたようにならないようにカーポート同材のアルミ材をアプローチの上空に這わせ、カーポートと繋がりがあるようにしました。
その周囲にくる塀はアルミ色に合わせてRC打放しにしその塀も建物と水平方向だけでなく直角方向にも高さや位置をずらすようにしてオープンな外構なので閉鎖的になりすぎないように考えました。
あとは、人工物だけでは硬い印象になりますので、雑木の植栽を合わせます。
道路から塀の中まで続くようにアイストップの位置など気にしながらアプローチの動線なども考えました。

機能的にもコスト的に優れているメーカーのカーポートと自然素材を組み合わせ、そのカーポートが主張しすぎないように考えたファサードができたと思います。
自然素材だけで作る外構もよくつくりますが、ご予算や使い勝手など考えるとエクステリアメーカーの商品も組み合わせてつくれたらいいと思います。
人工物で自然環境に負担をかけるなら、植栽など入れたり水脈改善を施したりケアすれば調和ができる外構、お庭が作れると思います。
人工物を否定するのではなくこれからも上手に組み合わせてご提案できればと思います。