外構

岡部町 雑木の庭|建物とアプローチを緑で包む

Planning|設計・施工のポイント

アプローチは緑の間を抜けていく導線になるか、建物は緑に囲まれた佇まいになるか、ほどよく目隠しとなるかなど、さまざまな方面から考慮し、植栽の配置やボリュームを検討しました。

横に広がるアプローチの石畳みは、空間的な広がりを感じられるだけでなく、通り抜けるときの楽しさもポイント。また、道路と敷地の高低差は砂利を使って傾斜をつけ、作り込むというよりは自然に近づけるイメージで作りました。

 

掛川市 外構・造園|雑木に囲まれた階段のアプローチ

Planning|設計・施工のポイント

高低差がある敷地の地形をなるべく崩さず、土留めを極力抑え、法面を活かしながらバランスを見て植栽を計画しました。

植栽の間を抜けていけるような動線、階段の一部と一体となった土留め、浮かすようなデザインにした踊り場など、アプローチのデザインに工夫を凝らしています。

 

掛川市 外構|建物と調和したカーポート

Planning|設計・施工のポイント

お施主様からは、3台分のカーポートが欲しいというご要望がありました。

住宅は軒の水平ラインが特徴的な平屋。その水平ラインとカーポートの梁が一体になるよう、梁が特徴的なカーポートを採用し、さらに、カーポートと同じアルミ材をアプローチの上空に這わせることで、カーポートとの繋がりを強調しました。

周囲の塀は、アルミ色に合わせてRC打放しに。閉鎖的になりすぎないよう、建物と水平方向だけでなく垂直方向にも高さや位置をずらしています。

さらに人工物の硬い印象を和らげるため、雑木の植栽を合わせました。道路から塀の中まで続くようにアイストップの位置を気にしつつ、アプローチの動線なども考慮して配置しました。

機能的にもコスト的にも優れている既成のカーポートと自然素材を組み合わせ、カーポートが主張しすぎないようなファサードに仕上がりました。

三協アルミ2019年ファサード部門ブロンズ賞受賞

 

掛川市 雑木の庭|軽やかさを感じる石階段

Planning|設計・施工のポイント

植栽をアプローチ左右に施すことと、駐車スペースからの動線を考えて、玄関に対して斜めに階段を計画しました。

高低差の処理は土留めを極力おさえ、自然の斜面を活かし植栽をすることで、コストを抑えながらも見栄えの良い仕上がりに。

階段は機能面だけでなく、見た目にもすっきりと格好良く見えるよう、一部が浮いているようなデザインを採り入れています。また、植栽スペースまで階段を拡張することで、空間に広がり感を演出しました。

 

掛川市 雑木の庭|起伏をたのしむウッドデッキのある庭

Planning|設計・施工のポイント

お施主様からは、ウッドデッキからなるべく段差なく芝生の庭に出たい、庭を近くで感じたい、との要望がありました。

庭に盛土をするにあたり、事前に水と空気が動くように水脈整備をしました。そして、盛土をする時は、自然の山の尾根と谷をイメージしながら、起伏をつけ芝貼りをしています。

夏場のウッドデッキは熱を持ち温度が上がり意外と利用しづらくなってしまいます。

そこで、デッキの形状を真四角でなく一部欠いて、そこに雑木の木立をつくるように植栽し、デッキに木漏れ日を落としやすい計画にしました。また、木陰が揺れれば光と影、風などを室内からも感じられ心を和ませてくれます。

雑木の木立は、高・中・低と階層的に密植し混植することで木々が健康に生育しやすくなります。それはまた、地中でも根が階層的になり、地中の水と空気の流れが良くなることにもつながります。

芝生を貼ったサブ駐車スペースも、従来のように緑化ブロックやネットを使わず、道路側から駐車スペース四方に水脈整備をし、土中に空気と水の流れを整えまました。

サブ駐車スペースから道路周囲は高低差がありますが、ブロックなどできっちりと土留めをするのではなく、石を無造作に組み、雑木の木立を点在するように植栽。石と木々の根が絡み、土も次第に安定していくはずです。

作り込む庭ではなく、なるべく自然に近づけようと思ってつくらせていただいた庭。木々が健康に育てば、おのずと人にも心地よい空間を与えてくれるものです。今後も、水脈部分や芝生の駐車場をメンテナンスしながら庭を育てていきたいと思います。

【庭228号 「土中環境を考える」掲載】

※写真1〜2枚目:牛尾幹太 撮影
※写真4〜6枚目:施工4年手入れ後に撮影

 

静岡市 外構・雑木の庭|アプローチから中庭を緑でつなぐ

Planning|設計・施工のポイント

ガレージとウッドデッキに挟まれたわずかなスペースでも自然の心地良さを感じてもらうために、植栽をご提案させていただきました。

ウッドデッキには木陰がおち、ガレージからもウッドフェンス越しの木々が映えて見えます。また、アプローチぎわの植栽が中庭と繋がるよう緑を効果的に配置しました。

2020-12-07 | Taged in | Posted in 外構, 施工事例, 雑木の庭Comments Closed 

 

静岡市 外構・雑木の庭|ほどよく視界をさえぎる、心地よい植栽

Planning|設計・施工のポイント

道路に面した庭に、タイルのテラスと、フェンスは設けずに植栽で目隠しをしたいとのご要望でした。

目隠しだけでなく、建物の中からの見た目も考慮し、植栽の配置とタイルテラスの形状を考えました。適度に外からの視界を遮り、木漏れ日や心地よい風を感じられる住まいには欠かせない庭ができました。

2020-12-07 | Taged in | Posted in 外構, 施工事例, 雑木の庭Comments Closed 

 

浜松市北区 外構|御影石のアプローチがある庭

Planning|設計・施工のポイント

アプローチは大胆に御影の大判の石を浮かすようにデザインし、そのサイドに植栽を施しました。

また、敷地と駐車場の高低差をどう処理するかを考え、土留めをするのではなくアプローチ周辺の植栽と繋がるように、チャートの「ごろた石」で崩すように石を並べておさめました。

 

三島市 雑木の庭|雑木の緑があふれる高台の家

Planning|設計・施工のポイント

三角地形の高台に建つ住まい。場所によってはわずかなスペースになりましたが、雑木の庭は限られた空間でも十分に植栽できます。

木々の間を通り抜け、その先はひらけた庭があり、園路を歩くのも楽しみに一つです。

また、1階だけでなく、2階の窓の位置も意識した植栽計画をし、家中どこにいても緑が感じられます。

2020-12-07 | Taged in | Posted in 外構, 施工事例, 雑木の庭Comments Closed 

 

新城市 外構・雑木の庭|御影石のテラスが主役の庭

Planning|設計・施工のポイント

庭にテラスが欲しいとのご要望を伺い、竣工していた建物や外構のデザインに合わせて、大判の御影石のテラスをご提案させて頂きました。

庭から見れば浮いているように見える御影石の周りに、ゴツゴツとした石を配置。よりフラットで特別な存在感を感じられるよう工夫し、使わない時にはオブジェのようにも見えます。

テラスは植栽との位置関係で一番心地よく感じ、かつ室内からも眺めがよくなるよう検討を重ね、建物から角度を振って配置しました。

2020-12-07 | Taged in | Posted in 外構, 施工事例, 雑木の庭Comments Closed 

 

島田市 外構・雑木の庭|印象的な古民家を引き立てる植栽

Planning|設計・施工のポイント

広い敷地に建つ古民家をリフォームした住まい。その印象的なファサードを邪魔しないように外構、植栽計画をしました。

左右に分割した土間コンクリートを細い土間コンクリートで結び、広がりを演出しまた。敷地と建物との調和をとるよう、ポイントを絞って植栽しています。

2020-12-04 | Taged in | Posted in 外構, 施工事例, 雑木の庭Comments Closed 

 

静岡市 雑木の庭|外壁に寄り添う植栽

Planning|設計・施工のポイント

建物と道路のわずかなスペースですが、植栽をすることで建物だけの硬いイメージを和らげるようにしました。

建物の外壁越しに映る葉っぱや花や実は色のコントラストを楽しめます。

道路側に既存のコンクリートの土留めが残っていましたが、アプローチ側は自然石を組み合わせて起伏をつけながら、中低木、下草などをあしらい高低差をプラス。ちょっとした山間の風景をつくってみました。

 

静岡市 外構・雑木の庭|水辺の上のアプローチ

Planning|設計・施工のポイント

井戸水が自噴している地域で、この水を生かして庭の中に池を設けたいとのご要望でした。

車1台とアプローチを確保すると池のスペースがわずかになってしまうので、思い切ってアプローチの下に池を配置し、石の橋を渡って玄関まで行くようにしました。車の駐車は道路と直角ではなく少し斜めに振り三角の空いたスペースに植栽を施し、点在する緑に包まれる建物の佇まいになりました。

 

浜松市中区 外構・雑木の庭|木漏れ日があふれるセカンドリビング

Planning|設計・施工のポイント

庭のリフォームをするにあたり、家族みんなでBBQなどを楽しめるスペースが欲しいとのご要望でした。

屋根付きのパーゴラがあるウッドデッキと庭のアプローチ兼大谷石の園路を使い、ベンチを含めて対面式で憩いのスペースができました。周囲には既存の樹木を生かしつつ、追加で植栽し、緑に包まれる心地よいセカンドリビングができました。

 

浜松市浜北区外構・雑木の庭|五感を刺激する表情ゆたかなアプローチ

Planning|設計・施工のポイント

玄関までのアプローチを木陰や風を感じやすくできるように、植栽の配置やアプローチの動線を考えました。

通る度に表情を変え、四季の移ろいだけでなく時間の変化も感じられる、五感に刺激を与えてくれるアプローチになりました。

 

愛知県一宮市外構・雑木の庭

Planning|設計・施工のポイント

 

浜松市中区外構|緑に包まれるウッドデッキ

Planning|設計・施工のポイント

お施主様からは、リビング前の目隠しと自転車置き場が欲しいとのご要望でした。

車の配置と玄関までの動線を考慮し、玄関前に杉板RC打放しの門袖を立ち上げ、玄関を隠しつつ、そこに自転車置き場を配置することで、自転車を外から隠し尚且つ玄関近くで使い勝手の良い動線上に配置できました。

屋根材は木製でつくり、リビング前のウッドフェンスと合わせたコーディネートに、さらに土留めやアプローチ材は石材と植栽とを合わせて、自然素材で調和を整えています。

ウッドデッキには木陰がおちるように、また、緑に包まれる建物の佇まいになるように植栽の配置にも気を遣いました。

 

袋井市外構・雑木の庭|角地を生かす植栽

Planning|設計・施工のポイント

道路2面に接している角地の敷地で、駐車場とアプローチを確保し、残った角地部分を石と植栽で彩りました。中庭と合わせて敷地に植栽を点在させ、どこにいても緑を感じられる住まいになりました。

駐車場の土間コンクリートやアプローチの浮遊感のある大谷石のステップは直線的で引き締め、角地の石組みや植栽では崩し、お互い引き立つように演出しています。

 

袋井市外構・雑木の庭|アプローチの動線を意識した木々の配置

Planning|設計・施工のポイント

アプローチの動線を考慮し、建物の開口部やウッドデッキなども意識しながら、どこに植栽があると心地よいか考えました。アプローチの敷石やウッドデッキに映る木陰に癒されます。

 

静岡市雑木の庭|街路に面した緑のアプローチ

Planning|設計・施工のポイント

間口の広い敷地に植栽を点在させ、この敷地だけでなく緑あふれる街並みになればという思いでつくらせていただきました。出入り口付近は左右に植栽を濃くし、まるで緑のトンネルをくぐるようです。特に暑い季節は、とても涼しく、気持ちのよいアプローチになります。

 

掛川市外構・雑木の庭|建物のファサードと呼応するウッドフェンス

Planning|設計・施工のポイント

建物のファサードに合わせ、外構でも目隠しフェンスにはウッドフェンスを、門柱は木製柱を建てて調和を考えました。

また、2階にいても緑が感じられるように植栽の配置とボリュームに配慮し、緑に包まれる建物を演出しました。

駐車スペースはメインは土間コンクリート、サブは砂利敷きにすることでメリハリをつけています。細い帯のコンクリートが敷地全体に繋がり、広々と感じられます。

 

磐田市外構・雑木の庭|高低差のある敷地で石積み植栽

Planning|設計・施工のポイント

高低差がある敷地で、土をどのように安定させるかがポイントになりました。

単純に一般的な土木で敷地を平らにしてはせっかくの高低差の敷地を活かせません。そこで、無造作に石を配置し、その間に階層的に植栽を配置し、下草から高木まで合わせて土中で根を張り巡らせ、植物の根と石が絡み合い、ほどよい傾斜を残しながら自然の山の様に土を安定させることができます。

アクセントにシャープな石積みを組み合わせ、自然の温かみを感じながらもかっこ良さも感じられるファサードになりました。季節の移ろいも感じられる、緑豊かで家にいながらリゾート気分を味わえる住まいになりました。

2020-07-06 | Taged in | Posted in 外構, 施工事例, 雑木の庭No Comments » 

 

浜松市中区外構・エクステリア|植栽とカーポートの調和デザイン

Planning|設計・施工のポイント

「季節の移ろいを感じる緑豊かな空間で、カーポート2台分と予備用1台の駐車スペースの確保と門扉を取り付けたクローズな外構にしてほしい」というのがお施主様のご要望でした。

雑木の木立を点在させ、緑豊かな空間に。3台目の駐車スペースを大胆に斜めに配置し、植栽スペースをつくり、緑を点在させて、緑に包まれる建物の佇まいにすることができました。木陰が床面や門袖に映り、光や陰、風までも感じ、季節だけでなく時間の移ろいを感じられる心地よい門廻りとなりました。

アプローチや駐車場の土間コンクリートの目地のつけ方も単純に車の配置の区割りにするのではなく、敷地いっぱいを使い、長く奥行き感の出るような目地のきり方をし、アクセントには斜めの門袖に合わせて石張りもコーディネートしました。

●三協アルミ「エクステリアデザインコンテスト2017」のファサード部門でゴールド賞を頂きました。https://www.exteriorworld.jp/excontest/awards/2017/aw_a_gold.html

 

掛川市外構・雑木の木立|高低差を活かして階段を見せる

Planning|設計・施工のポイント

外構のデザインでどこを見せ場にするか考えますが、無理に色々装飾して見栄えを整えることもいいかもしれませんが、ここでは地形を活かし余分なものを削ぎ落としてデザインさせてもらいました。
高低差がある敷地なので、階段は必要になります。
その階段を浮かすように陰影をつけ、また横の広がりを出すように動きと存在感を出し階段を見せ場としました。
土留めはなるべく少なくし斜面を活かし、ごろた石と雑木の木立の根で土を安定させるようにし、シャープな階段と雑木の木立の軟らかさで調和をはかりました。

 

浜松市浜北区外構・雑木の木立|駐車スペースの取り方

Planning|設計・施工のポイント

駐車スペースの要望は、1台と予備用の計2台分でした。
並列に2台確保することが通常だと思いますが、そうするとちょうどリビングの手前に駐車スペースになり毎日車を眺めることになります。
2台目を斜めにとりアプローチと兼用することでリビング前にスペースを産みました。
ウッドフェンスを立ち上げ、目隠しをしちょっとしたお庭をそこにつくりました。
南側の敷地でもカーテンなしで開放的な暮らしができますね。
その結果植栽スペースも点在でき緑で奥行き感や立体感のできる佇まいとなりました。

 

掛川市外構エクステリア|アプローチ周りをデザイン

Planning|設計・施工のポイント

道路と敷地に高低差がある現場で駐車場と建物との間の擁壁は施工済みでした。
限られたスペースでアプローチ階段をどうデザインするかがポイントでした。土留めを極力少なくしコンクリートも多用せず、斜面を活かしながら植栽の間を抜けていくような階段や植栽の配置には気を使いました。

 

静岡市外構・雑木の庭|高低差のある敷地形状の外構デザイン

Planning|設計・施工のポイント

道路と敷地が高低差があるとコンクリートを多用し費用が嵩むことが多くなります。プランニングの工夫でなるべく土の部分を増やし造園的手法を取り入れて石や樹木の根を張らせることで土を安定させてるようにしコストダウンと緑豊かなアプローチを演出しました。アプローチの間口部分を全て階段に使うのではなく階段を少し斜めに配置し互い違いに雑木の木立を置くことで緑のトンネルを抜けるアプローチになります。大谷石に雑木の木陰が映る風景も素敵です。
南側のお庭部分は更に敷地が高く、それを活かしてウッドデッキから大谷石のテラスに繋がるような高さ、配置計画をしました。雑木の木立に包まれここでバーベキューやお子様のプールを広げてもいいですね。

 

浜松市浜北区外構エクステリア|クローズ過ぎないデザイン

Planning|設計・施工のポイント

門扉を取り付けてクローズな外構で、門周りは石や雑木など自然素材を使って建物との調和を取りたいの要望でした。門袖は、恵那御影の幅2mを超える1枚石を大胆に据え、その迫力に負けないように左右に雑木の木立を配置しました。
あまりクローズすぎると周囲の環境とのバランスも崩れると思い、門扉はスタイリッシュな鋳物で透けるようなデザインを採用しました。アプローチは、門袖や雑木の木立に合わせ御影の古材と割栗石の石畳みにしました。駐車場もコンクリートは使わず、砂利敷きにし、全体的な調和を整えました。

 

浜松市外構・雑木の木立|緑が重なりが奥行き感を演出

Planning|設計・施工のポイント

道路から建物までの距離もありとても広い敷地をどうデザインするかコスト面も考えながらプランニングしました。
構造物を多用すれば金額は高くにり敷地につながりや広がりもなくなり閉鎖的になってしまいます。
道路入り口に植栽で木立を作り車や人の通り道の際は生垣を施し、更に家際に2階にも届く程の植栽を配置しました。結果、緑が重なり合い奥行き感となんとなく目隠しができました。
床面の仕上げは土間コンクリートをボーダー状に切り取り鉄平石と組み合わせました。目地に砂利を採用し芝生の緑などとそれぞれの素材の調和が取れたコーディーネートになったと思います。

 

浜松市雑木の庭・外構|雑木の木立を点在させる

Planning|設計・施工のポイント

外構計画をする時、門構えやフェンスをどう建てようと考えがちですが、雑木の木立があれば十分にファサードを飾れます。
建物の形状や開口部を意識しながら雑木の木立を点在させ緑が繋がるように配置しました。
木々があれば、光や影、風なども感じられ五感に刺激を与えてくれます。外構をつくる上では最高の素材です。